日本画・彫刻文化財の
保存修復の研究助成
実績一覧Research promotion results

令和5年度助成対象者(個人)

研究者 所属大学院名 職名等 研究課題
張 彬文 東京藝術大学大学院 博士後期課程 3年 平安後期から鎌倉時代にかけての巨大板絵の制作技法
-板絵智光曼荼羅の復元模写を通して-
甘 甜 東京藝術大学大学院 博士後期課程 3年 綾本着色「聖徳太子絵伝」第一・二面の復元模写研究
鈴木 七実 東京藝術大学大学院 教育研究助手 物語絵における「型」を用いた下絵の制作手法に関する研究
-「目無経」断簡を対象に-
王 工一 東京藝術大学大学院 博士後期課程 2年 東京藝術大学大学美術館蔵肥後別当定慶作毘沙門天立像と
ミネアポリス美術館(アメリカ)蔵肥後別当慶作毘沙門天立像の
復元模刻と比較研究
佐藤 弘花 東北芸術工科大学大学院 修士課程 1年 中尊寺地の粉の材料技法的特性の解明と保存修復のための基礎的研究
徳門 あいみ 東京藝術大学大学院 博士後期課程 2年 尚恭浦添王子朝良公御後絵の復元研究
胥 文君 東京藝術大学大学院 博士後期課程 3年 萬福寺十八羅漢像のうち羅怙羅(らごら)尊者像の
表面加飾復元のための立体サンプル制作
金 路 東京藝術大学大学院 博士後期課程 2年 慈恩寺十二神将像における鎌倉時代の神将形像の構造と
制作技法に関する研究
唐 暁琳 愛知県立芸術大学大学院 博士後期課程 3年 上村松園の唐美人図の表現研究
-「楊貴妃」の小下図からの想定制作を通して-
平井 将貴 東京藝術大学大学院 修士課程 2年 尾形光琳筆「槇楓図屏風」の現状模写及び研究
込山 真生 東北芸術工科大学大学院 修士課程 1年 木彫彩色文化財の修復におけるクリーニングと
剥落止めの同時作業の可能性について 
-江戸時代以降の仏像修復を想定して-
李 瑞娟 東北芸術工科大学大学院 修士課程 2年 装潢文化財修理に使用される布海苔と
メチルセルロースの比較
平片 仁也 東京藝術大学大学院 博士後期課程 1年 狩野山雪筆「雪汀水禽図屏風」の想定復元模写を通じた制作技法研究
小松 拓也 東京藝術大学大学院 博士後期課程 1年 来迎図に見られる複合的表現に関する研究
~知恩院蔵 国宝「阿弥陀二十五菩薩来迎図」の想定復元模写を通して~
須澤 芽生 東京藝術大学 専門研究員 【第二期】
円山応挙の「写生画」における技法と素材の変遷
飯田 穂野香 愛知県立芸術大学 文化財保存修復研究所 【第二期】
描表具-古典彩色技法を交えた新たな描表具の展開と保存修復倫理-